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執筆者の写真ふじおかんたろう

演劇観て感動したい


演劇を観て感動したい。

演劇を観て勇気をもらいたい。

演劇を観て自由をもらいたい。

不思議なもので、演劇を観に行くことは、ほとんど息抜きにならない。

映画は、僕にとって息抜きで娯楽なのだけれど、演劇を観に行くことは、すごく生々しくて僕にとって生活と地続きで、全然娯楽にならない。主に舞台を10年以上やり続けているのだから、当然かなあとも思う。

映画の場合、割とあっという間にスクリーンの中に埋没してドキドキして観られる。(もっとも映画だって、好みはあるけれど。)

また逆に、映画にどれだけ感動しても、舞台に感動した時ほど、勇気をもらったりすることは少ないかもしれない。

こんなステキな演劇を、僕もやりたい!!

ステキな演劇を観て、そう思いたい。

また、僕自身も、シビアな眼差しを持ちながら、同時に恥ずかしげもなく感動してしまう生き方をしてしまいたいと、思う。

いや、シビアな眼差しなんて曖昧な物差しはやめよう。人の心を思うことができる、人の傷を思うことのできる、そんな風に生きられたら、シビアなんて言葉はいらないや。そんな気がする。僕はアスリートみたいな俳優になりたいとは思わない。いや、今からでもできる訓練はきっとするけれど、何よりも誰かことを思いながら、感動して生きていきたい。鈍感なパフォーマーには、できたらなりたくないな。まだまだ愚鈍だけれど。

あーーーーー面白い芝居観たい!

と、「あー、このお芝居観ときゃよかったなー今日までだったか!」と思うことがあり、ふと綴りました。


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