犬と串case.16「Peach」開幕。
27日まで。
初日に足を運んで下さった多くの方々、ありがとうございました。
個人的に信頼する俳優仲間の感想を聞き、僕がやりたかったことがちゃんと伝わったことがとても嬉しく、がんばってよかったと本当に思う。遮二無二走った道が、少なくともこの作品のためになったとホッとしている。願わくば観て下さった方々それぞれに、それぞれの心に、なにか触れられていればと思う。
初日を過ぎて、まだまだよくなると思うし、向上を目指すけれど、力まず、手放して何も止めずにやっていきたい。
役も作品も、俳優の売名行為のための道具ではない。
その上で、僕はこの役ができて嬉しい。ざっくりとした傾向で言えば犬と串で僕がよくやるタイプの役ではあるけれど、役や作品を掘り進めるほどに、この役の特殊性を感じるし、ここ何年かの経験があったからできた取り組み方があったと思う。
観て欲しいなあ。
犬と串は、舞台芸術界の認知度としては、単純に集客数で言うと、まだまだ森の中の池のようなものだと思う。口惜しい。
注いでも注いでもあと5日で終わり。
口惜しい〜。
語るほどにハードルが上がってしまう。
そこに負けずに今日もがんばります。
ご来場お待ちしております。
ぽよーん
藤尾勘太郎